賢い決算書の作り方

「決算書を作る」というのは、数字を作るのではもちろんございません

「正しい」「的確な」勘定科目で貸借対照表、
および損益計算書を作成すること
が、
決算書を実際に見て、分析をする税務署ならびに銀行に対して
重要であります。

さらに、弊社の場合、
決算月直前に、「未払金」「貸付金」「未収入金」「(税金)預り金」などの科目とその中身にはよりますが、
できる限り、あえて無理してでも払うべきものを払い、
回収すべきものを回収する
よう促します。

なぜか?

銀行融資審査上、

  • 「なぜ払っていないの?」
  • 「なぜ貸し付けているの?いつ回収できるの?」
  • 「なぜずっと未収なの?」
  • 「税金が滞納されている」

といった目線で決算書を見てきますし、 経営者に同様の中身の質問を聞いてくるからです。

とくに税金の滞納はすごく嫌います。
昨今、国税の滞納処分の早さは私たちも驚くほどです。
国(税務署)は決定通知後は即口座差し押さえをしてきます。

銀行だけでなく、税務署も決算書から

「お金がけっこう外部に流出しているな」
「代表者からのお金の投げ込みが多いのでは?」といった疑問や、

前期対比、前々期対比の数字のバランスから疑問が重なると、
「よし!調査でみてこい。」という運びになることもあります。

決算書は、決算日時点の財務状況だけでなく、会社の経営状況、資金事情もよく見えるのです。

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